サマランス社は、バ・アルマニャック地区ロージュザン村に所在し、元々はワイン醸造の家系であったが、1882年からブランデーの製造を手がけているアルマニャックの名門。 1972年にアルマニャックの製造にも単式蒸留器の使用が認められ、サマランス社では、従来の連続式蒸留器での蒸留(アルマニャック方式)と、コニャックに用いられている単式蒸留器での蒸留をバランスよく配合することによって、コニャックのエレガントな香りを持ちながら、アルマニャック独特の個性であるフレッシュで、プルーンの香りを併せ持つ素晴らしいアルマニャックを造り出している。これが、サマランス アルマニャックの大きな特徴であり、現在は連続式蒸留器4基、単式蒸留器4基を使用している。