ジェラール・ペリゴール家は、カルヴァドス・ペイ・ドージュ地区のアラ・デュ・パン(Haras du Pin)と、アルジャンタン(Argentan)の間に位置する家族経営のカルヴァドス生産者で、その生産は1930年代から本格的にスタートしました。化学肥料を一切使用していない農園内には、馬などの家畜が放牧されていて、まさに楽園そのもの。 約2000本のリンゴ樹木を保有し、ソフトな品種の“ドゥース・モエン:Douce MOEN”、 ビター品種“フルカン:Frequin”、やや酸味のある“アヴロール:Avrolles”など、30種以上のリンゴを栽培しています。 9月に蒸留が行われた後、400リットルのトロンセ産オークの新樽で熟成させますが、長期熟成の場合は同家所有の古樽に移し替えて、さらなる熟成を重ねます。 こちらはその自家製果樹園から4種類のりんごを使用。