ジャコモ・ボローニャ氏はあらゆる面において非凡な人物でありました。 幸せを生活の理念とし、多くの人に愛され、機知に富んだエンターテイナーであると同時に、天才的な感性を持った醸造家でもありました。 ブライダのあるピエモンテ州アスティ県ロッケッタ・ターナロの丘で多く生産されるバルベラ・ワインは"酸味が強い"と敬遠され安売りされがちでありました。 そのバルベラを畑の改良やバリック熟成導入などの改革によって力ある濃厚なワインに生まれ変わると信じ実際に現実へと導いたのは、他の誰でもなくジャコモ氏でありました。 彼のワイン造りへの意志と情熱は家族によって受け継がれ、ブライダ社への敬意と信頼、そして人気は世界中で揺るぎ無いものとなっています。 ちなみに"ブライダ"とはジャコモ氏の父親が得意としていたボール・ゲームで呼ばれていたあだ名を受け継いだもの。