ゴスリング社は1806年、創設者ジェームス・ゴスリングがイギリスからアメリカに向かう途中、燃料切れのためにバミューダ諸島セント・ジョージ港に寄航、この地にリカーショップを開いたのが起源となっています。 ジェームスの兄弟に当たるアンブローズ・ゴスリングはその後、1857年にゴスリング・ブラザース社として企業化し、それから3年後にはカリブ海産のラムをオールド・ラムとして発売しました。 その際、樽からシャンパーニュの空き瓶に移し替え、コルクで栓をし黒色のワックス(封蝋)で封印したといわれ、これがブラックシールの名の由来となっています。 ブラックシールラムは1800年代中頃から変わらないレシピによりブレンドされ、そのレシピはゴスリング家により代々継承されてきました。 人々に愛されるラム酒を作り始めて200年、現在では7代続くバミューダ島最大のファミリー企業となっています。