“王の道”の意味を持つ「カミノ・レアル」は、テキーラの本場、メキシコのハリスコ州テキーラ町で、70年以上にわたり伝統的な手法でテキーラを作り続けている蒸溜所です。原料のベースに使われているのは、クオリティが高いことで有名な標高2,000メートル以上のハリスコ州ハイランド地方で産出されるユリ科の植物“アガベ・アスール・テキラーナ”(竜舌蘭の一種)。そのなかでも、パイナップルに似ていることからその名が付いた、中心部の“ピニャ”と呼ばれる部分を厳選し、使用しているのが特徴です。アガベ・アスール・テキラーナのほか砂糖も使われており、飲みやすいテキーラに仕上げられています。今なお昔ながらの工場で、地元農民たちの手によって丹念に作られているテキーラは、ユニークなボトルのデザインにも造り手の想いが込められています。このボトルは、現地で作業している農民がフラスコ(水筒)として使っているヘチマをイメージしたデザインで、「テキーラをより身近に感じてもらえるように…」という願いが込められています。「カミノ・レアル」のテキーラは、一度見たら忘れられないそのユニークなボトルのデザインと手頃な価格のおかげで、スタンダードテキーラとして、EU市場を中心に世界各国で親しまれています。「カミノ・レアル」は、現在、バカルディ・マルティーニ・グループ傘下に入っています。