バッファロートレース蒸留所は1999年に『エンシェントエイジ蒸留所』からその名を変更しました。 蒸留所が建っているケンタッキー州リーズタウンはかつて、野生のバッファローの“通り道(トレース)”だったことが由来です。 当蒸留所は1857年に米国で最初に蒸気熱を使用し蒸留を行った近代的蒸留所として建設されました。 創設以来、禁酒法時代においてさえ薬用酒として連邦や州政府からウイスキー製造が認められており、現在操業している蒸留所としては全米で最も古く長い歴史を持つ蒸留所です。 世界的に著名なウイスキー業界誌ウイスキーマガジンでは2005〜2007の3年連続でDistillery of the Year (世界で最も優れた蒸留所)にも選出されています。 エンシェント・エイジ蒸留所は1896年、ケンタッキー州リーズタウンにベンジャミン・ハリソン・ブラントンが興しました。ブランド名は”古き時代”という意味ですが、歴史の浅いアメリカでは”開拓時代”を指しています。 時代の中で『スタッグ蒸留所』『ブラントン蒸留所』と名前を変え、1969年に『エンシェントエイジ蒸留所』に。さらに1999年に『バッファロートレース蒸留所』と名前が変わり、現在に至っています。 Aが二つあるので”2A”と呼ばれています。