創業者のショリエム・グラントはスペイサイドのモートラック蒸留所で20年間学び、1887年12月25日のクリスマスの日に家族でこの蒸留所を創業した。 1963年にこの蒸留所は、当時小規模であったにもかかわらず、自社のウイスキーをシングルモルトとして自社でボトリングし発売に踏み切った。この決断は、当時としてはかなり愚かな事として見なされた。 今では、自社で製造から瓶詰めまでを行うことで一貫した品質管理を実現。 しかし、世界はこの『フィディックのシングルモルト』を受け入れ、現在、スコットランド最大の生産量を誇っている。 創業年:1887年 仕込み水:ロビー・デューの泉 ポットスチル:小型のボール、ストレート、ランタンヘッドの3タイプ 初留釜x10基 再留釜x16基 ブレンド銘柄:グランツ、グランツロイヤル、クランマクレガー ゲール語:鹿の谷