6つある諸島の1つ、ジュラ(Jura)島にある蒸留所。ボトルにも描かれているジュラ島は、アイラ・モルトを生産するアイラ島の北東に位置する細長い島です。アイラ島とジュラ島とは、狭いアイラ海峡を挟んで向かい合っている為、小さいフェリーでしか島に渡る交通手段は、ありません。 創業は1810年だが地代のことで地主ともめ、20世紀に入って約50年間は閉鎖されていました。現在の蒸留所がオープンしたのは1963年です。 原料の麦芽は、主にアイラ等のポートエレン製麦所から仕入れているが、ピートはまったく焚いていません。 ウィスキーのタイプは、ピート香はおだやかでボディも軽く仕上がり、スムーズ。どちらかというと、ハイランド・モルトに近い感じに仕上がっています。隣のアイラ・モルトの”潮の香り、海藻のような”タイプとは全然個性が異なっています。 創業年:1810年 仕込み水:マーケット・ロッホ ポットスチル:巨大ランタンヘッド型 初留釜x2基 再留釜x2基 ブレンド銘柄:マッキンレーズ、スコッツグレイ、クルーニーなど ヴァイキングの言葉:鹿の島