アルベアルは1729年にモンテーリャの地に設立されたスペインで最も古い家族経営のワイナリーで、スペイン は勿論、アルゼンチンでもよく知られています。所有する畑は250ha、ペドロヒメネスが90%を占めています。 現在、200以上のアルベアル姓の家族のみが会社の株を所有しています。 モンティーリャ・モリレス アンダルシア中央に位置するモンティーリャ・モリレスは、年平均気温17度、年平均降水量500mlから1000ml、 土壌はシェリーの産地と同じく石灰質のアルバリサです。内陸にあるため寒暖の差が激しく、糖度の高いブドウ が収穫出来ます。そのため自然発酵でアルコール度数15%程になり、酒精強化する必要はありません。その ワインをベースにシェリーと同じようにソレラシステムで熟成されます。最低熟成期間は2年とされています。 ソレラシステム 段々に詰まれた樽は、上にいくほど新しく、下にいくほど古くなるように積み上げられています。出荷する時は、 一番下の樽から取り出し、減った分は上から補充します。決して一度に大量に抜いたりせず、少しずつ取り出され、その分を補充するため、味わいは常に一定となるのです。