シャブリジェンヌは、1923年に創業した、現在約300名の組合員からなる生産者協同組合。シャブリ全体の1/4の生産量を誇り、最高ランクと認められたキュヴェだけに「シャブリジェンヌ」が冠せられる。 シャブリのグラン・クリュである「グルヌイユ」の畑は、グラン・クリュの中心部に位置する最小の畑で、グラン・クリュ全ての要素が含まれた圧倒的なスケール感のワインが造られています。近くを流れる川からカエルの鳴き声が聞こえるため"グルヌイユ(フランス語でカエルを意味)"と名付けられたこのグルヌイユの畑は計9.8haありますが、そのうち8割をラ・シャブリジェンヌが所有しています。 シャブリのグラン・クリュは7つ存在していますが、その中で唯一、例外的に「シャトー」を名乗ることを許されているワインがラ・シャブリジェンヌの代表作でもあるこちらの「シャブリ グラン・クリュ シャトー・グルヌイユ」です。 「シャトー」の名の通り、1930年代からの趣ある古い建物がグルヌイユの畑の麓に存在しています。ラ・シャブリジェンヌはこの伝説的なワインを造る権利を2003年に受け継いでおり、 それ以降、シャトー・グルヌイユ本来のテロワールを純粋に表現、またより素晴らしいシャブリとするか、あらゆる可能性を追求してきました。それゆえ、シャトー・グルヌイユには最大限の手間がかけられており、その味わいはまさに「シャブリの真髄」といっても過言ではないでしょう。