シャンパーニュ・シャルル・ド・カザノーヴ社は1811年に創立されました。そのワインは王侯貴族や政治家に好まれ、特にイギリスのエドワード7世が好んで飲んだと言われています。 1985年まではLVMHの傘下にありましたが、その後、現所有者のラプノー家が買収し、今は100%家族経営で行われており、現在で4代目となっています。 2011年の時点でフランス国内では第2位、世界的には第8位のブランド力を保持しています。また、同年のボトル販売数は、300万本を超えています。 自己所有の畑は200ヘクタールあり、それに加えシャンパーニュ地方全土にまたがって存在する319のコミュニティーのうち100のコミュニティーからブドウを買い付けており、換算すると700ヘクタールほどの畑のブドウ栽培農家と契約していることになります。 シャンパーニュ地方最大の都市ランスにメゾンを構えており、セラーには約600万本ものボトルが貯蔵されています。またパーティーなどイベントの際に約300人を収容できるスペースやVIP専用の宿泊施設も備えています。テイスティングルームはいつでも一般利用できるようにされています。