1955年シャンパーニュ地方に初めて畑を購入したセネ氏は、その後18年の歳月をかけて1973年、初のシャンパンを発売。1993年にはフランス・ヴィネスポで金賞を受賞したのを皮切りに、現在まで多くのワインコンクールで金賞を受賞ています。 シャンパンに対する情熱と仕事に対する厳格さ、そしてクリエイティブなエスプリ。セネ社のシャンパンが「質の高いシャンパン」として認められるようになった今日でも大切に引き継がれ、先端の技術の導入をはじめ、多くの改革を行いながら評価を上げています。セネ社は常に新しいキュヴェにチャレンジしていますが、創業当時から根底にある「家族経営のエスプリ」は変わらず守られており、ネゴシアンとしては小規模な生産者ながらも多くの素晴らしいシャンパーニュを造り出します。 伝統をを重んじながらも品質向上・生産技術向上のため最新の技術を導入し、現在自社畑30haと他社の畑34ha合計64haの畑から、年間55万本のシャンパーニュと7500本のコトー・シャンプノワを生産。生産量の40％は海外輸出されています。シャンパーニュ以外の出荷量はそれ程多いわけでは無く、知られた銘柄ではありませんが、クリーミーで細かく優しい泡と、余韻には締まりを感じさせますが、優しい味わいがクリスチャン・セネの特徴です。