創設者のエドモン・バルノー氏はもともとワインの愛好家で、1874年にワイン作りを始めました。最初は趣味から作り出したシャンパーニュでしたが、今や老舗のRMメゾンになりました。現在は、5代目にあたるフィリップ・スゴンデ氏が全てを取り仕切っています。 ピノ・ノワールの産地として知られ、グラン・クリュが集中する東側でも最も南向きの場所を占めているブージィ村でシャンパーニュ造りをしており、ラタフィア、マール、フィーヌ、ジャムなどの地域の名産品までも扱っています。 氏はとりわけよく熟したピノ・ノワールを使うことにより、ブジー村のテロワールをよく表現した、アルコールが強くて、力強いが決して重過ぎない、バランスの良いワインを造り出していいます。 バルノーの畑は約14haで、全てグラン・クリュ100%のブージィ村にあり、ピノ・ノワールとピノ・ムニエを合わせて3分の2、シャルドネを3分の1栽培しています。