フランスの自然派と呼ばれる造り手達との食事は必ずシャンパーニュ・ドラピエで始まる。パリで人気のワインショップ、カーヴ・オジェの薦めるシャンパーニュもドラピエ。世界三大テノールの一人ルチアーノ・パヴァロッティは“喉に優しい"とドラピエのシャンパーニュを歌う前に飲んでいたという。ドラピエは自然と芸術を愛する人々に愛され続けるシャンパーニュである。シャンパーニュの生産地としては南端のオーヴ県ウルヴィル村に醸造所を構える。所有する53haの畑では1989年から一切の農薬を使用しない有機栽培を実践している。きっかけは長女シャルリーンの誕生だった。『子供達の将来を考えた葡萄栽培を今こそはじめるべきだ』 本物の純粋さに感動を求める方々のために、ドラピエはピノ・ノワール100%で、(ドラピエのシャンパンはどれも同じではありますが)第 一搾り果汁のみを原料として、更にドザージュを一切行わないシャンパンを用意している。 いわゆる「門出のリキュール(Liqueur d'Expedition)」の添加を一切行わないので、シャンパンの残糖(ボトル当たり約2グラム)は正に自然の果実に由来するもののみとい う事。 製造工程での亜硫酸塩の使用は品質を保持するために必要な最小限度に抑えている。 ぶどう果実の特性が活き活きと表 現できるシャンパーニュに仕上げる。 ルビー色かかった黄金色に微かに銅色を反射させる色調、泡立ちはほんの僅かですが口の 中で溌剌としたムースが感じ取れるはず。 新鮮な黒ぶどうのノーズに、柑橘や赤果実の香りが印象的。 洋梨のフレーヴァーや芳 香なハーブのブーケが口一杯に豊に広がり、辛口過ぎず、すっきりイキイキとした仕上がり。 仄かにスパイシーさが長く持続する 余韻。 ドラピエらしい自然な味わいを楽しめる。