セロス家は、シャンパーニュ地方のコート・デ・ブランのアヴィズ村にて代々ブドウ栽培農家を営んでいましたが、1949年に、ジャック・セロス氏が自家栽培のブドウを用いてシャンパンつくりをはじめました。 現在は、ジャック・セロス氏の息子、アンセルム・セロス氏がドメーヌを引き継ぎ、テロワールの個性を引き出す術をよく熟知し、畑・ブドウの木との関係を自然に融合させ、年間約4,000ケース生産しています。 ボーヌでワイン造りを学んだアンセルム氏は、ブルゴーニュの白ワイン造りと同様の「樽醗酵」を取り入れ、更に、1991年からは、ビオディナミ農法に完全切り替えを実行し、伝統的農(製)法が根付くシャンパーニュの土地に、新技術を持ち込んだ第一人者です。