メドック格付けでマルゴー2級ながら、他に比べ知名度の低いデュルフォール・ヴィヴァン。それには理由があり、1937年から1992年までシャトー・マルゴーに所有され、シャトー・マルゴーやパヴィヨン・ルージュの一部とされていたのです。しかし、1992年から現在のゴンザッグ・リュルトン氏がオーナーとなり、1995年から100%シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンとして販売再開されました。こうして、60年近く一般マーケットから姿を消していたシャトーは完全な復活を遂げたのです。 デュルフォールの造るワインは、非常に柔らかくエレガントで、パーカーなどの高評価は得にくいスタイルですが、日本の趣向としては面白いシャトーであり、なによりその品質はヴィンテージに左右されず、安定しています。正統派マルゴースタイルを尊重したスタイルと言えるでしょう。 メドック2級格付ながら良心的な価格設定で人気のデュルフォール・ヴィヴァン。 「最もシャトー・マルゴーのスタイルに近いシャトー」と言われ、正統派マルゴースタイルを尊重した、エレガントな仕上がり。
http://www.durfort-vivens.fr