1994年にオートクチュールのシャネルの所有することになったメドック格付け 第二級のシャトーです。
シャトー・ローザン・セグラの歴史は、ピエール・デ・メシュール・ド・ローザンによって、ぶどう畑が開拓された1661年まで遡ります。1855年、シャトー・ローザン・セグラは第一級シャトーに次ぐボルドー最高のワインと評価されていました。
1983年にジャック・テオ氏がシャトーを引き継ぐようになり、新しいワイン蔵の建設、ステンレスの発酵槽の増設、ワイン製造施設の改良と、新樽使用比率の増加、さらには最良のブドウだけをワインにするという厳しい選別を実施。すると、見る見るうちに、輝かしいワインが次々と生まれるようになりました。 また、1994年にオートクチュールの「シャネル」に買収されてからはさらにクオリティが上昇し、格付け第一級に一番近い実力、という評価を改めて受けるようになりました。 シャネルの美意識がワインにも表現され、数値化できない美しさと強さを兼ね備えています。