以前は1つであった畑を、1942年にボリー兄弟の間で畑が分割され、それぞれシャトー オー バタイエと、シャトー バタイエになりました。22ha所有。メドック特有の深い砂利に覆われたテロワールに広がりCS75%、ME22%、CF3%を栽培。収穫後振動式の選果台で丹念に選別され約3週間にわたる長い醸造を行います。新樽比率55%で16-18ヶ月間の熟成。ポイヤック格付け5級の威風堂々とした存在感と柔らかい質感を伴った味わいです。
1974年にボリー家は隣のクーロンヌの醸造設備を一新し、更には85年に熟成庫・瓶詰工場を増設するなど設備投資に力を注ぎ、酒質はどんどん向上しています
バタイエの南に隣接していますが、スタイルは対照的。 ポイヤックとサンジュリアンの境目に位置するため、ポイヤックでありながら 女性的な繊細さもあり、果実味のバランスが非常に良い洗練されたワインです。 早くから飲むことは出来ますが、ボディがしっかりしていますので、長い年月を経ると、 さらに素晴らしいものとなるでしょう。