シャトー・リリアン・ラドゥイは、サン・テステフのブルジョワ級シャトー。2003年、晴れて「ブルジョワ・シュペリュール」に昇格し、 注目を集めています。リリアン・ラドゥイにおいて、特筆すべきなのはやはり畑の抜群の立地。シャトー・ラフィットやコス・デストゥルネルに隣接しているのです。48haの畑は、石灰岩を含む粘土質土壌で、 少し高台にあるため日当たりに恵まれ、また昼夜の寒暖の差によって完熟したブドウが造られます。
現在は不動産グループの創業者であるジャッキー・ロレンゼッティ氏がオーナーを担当。また、メドック格付3級、シャトー・ディッサンの復活の立役者である エマニュエル・クルーズ氏が代表としてワイン造りに関わっており、 今後さらなる躍進が期待できるシャトーでもあります。