もう一つの『セギュール』 ベルナール・フェラン氏 (1770-1841)がワイン好きが高じてかの『ぶどうの王子』セギュール伯爵から畑を取得するなどして現在のシャトーの礎を築きました。畑はモンローズとカロン・セギュールの間という好ロケーションに位置します。 現在は有名なシャンパンメゾン、ポメリーの元経営者一族、ガルディニエ・ファミリーのリーダーシップの元、良質なブルジョワ級ワインをリリースしています。 以前、筆者が現当主のティエリー・ガルディニエ氏のセミナーに出席した折、「なぜ、ポメリー社の社長を辞めてまでボルドーのブルジョワ級シャトーにこだわったのか?」と聞いたところ、「赤ワインが好きだったからさ。」と答えてくれました。 そんな大シャンパン・メゾンの元経営者が情熱を傾けるシャトー。