シャトー・レオヴィル・バルトンは、ポイヤックとマルゴーの間に位置するサン・ジュリアン村の最高級ワインの中で、 特にコストパフォーマンスに優れ世界中のワイン愛好家から高い人気を集めている、日本でも入手困難なシャトーの1つ。 同じくメドック格付け第2級のレオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・ポワフェレ、 レオヴィル・バルトンという 3つのシャトーはかつて1つの領地でしたが、1826年にワイン商人のヒュー・バルトン氏がその一部の畑を購入、 現在のレオヴィル・バルトンが誕生しました。 レオヴィル・バルトンはシャトーを所有していない為、 醸造は同じくバルトン家が所有する隣のシャトー、 ランゴア・バルトンで行われています。 1854年ヒュー氏の没後も代々シャトーを所有し続けたバルトン家。 1924年、シャトーを引き継いだロナルド・バルトン氏は戦争により一度はフランスを離れますが、 1945年の終戦と共に再びフランスへ戻り、本格的なワイン造りを開始しました。 1983年、シャトーを引き継いだロナルド氏の甥であるアントニー氏は、徐々に醸造設備を整え、 温度管理に至るまで注意を払った最新の醸造技術を取り入れて、品質の向上を目指しました。 その結果、アントニー氏は2007年デキャンタ誌のマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれています。 古典的なボルドーワインながら、より洗練された仕上がりのレオヴィル・バルトン。 ワインは香り高いアロマと重過ぎずまとまりの良い味わいという サン・ジュリアンの美点をしっかりと備えたスタイル。 特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、筋肉質でクラシックな仕上がりが特徴です。
https://www.leoville-barton.com