皆さんがイメージする富良野は、豊かな自然の田園風景だと思います。一年の半分は雪に覆われ、川や湖は一面氷となり、気温がマイナス30℃を越えることもあります。また、夏には様々な草花が咲き誇り、そよ風になびくその様子はまるで緑の絨毯を一面に敷いているかのようで心が安らぎます。
そんな大自然の中で、「ふらのワイン」は作られています。ぶどう栽培の北限といえるこの地域で、少しでも手を抜いたり妥協してしまえば、まともにぶどうが収穫できないことも珍しいことではありません。だからこそ、収穫したぶどうは大切に一粒も無駄にすることなく、「ふらのワイン」へと姿を変えます。
ワインの品質を担うのは、ぶどうそのもののポテンシャル。良いワインは良いぶどうから作られるといっても過言ではありません。まさに、ワイン作りは農業であります。そして農芸化学の知識を最大限利用して、ぶどうを栽培し、作り手のこだわり、思想、センスによって作られたワインは「農芸品」とも言えます。
大自然の恵みに感謝しながら、どうぞ納得するまで「ふらのワイン」をお楽しみください。
(ふらのワイン「ホームページ 」より)