ローズバンクとは、「野バラの堤」のことで、1993年から出回るようになったUD社の花と動物シリーズでは、ラベルにこの野バラの絵が描かれていた。 ローズバンクの創業は18世紀後半(1773年という説がある)までさかのぼれるというが、現在の建物は1840年の建築です。地元の穀物商で、ワイン・スピリッツ商でもあったジェームズ・ランキンが蒸留所を買収したのがこの年で、ランキンは麦芽の製麦棟を改造して新しく蒸留所を建てたという。キャメロンの地にあることからずっとキャメロン蒸留所を名乗ってきたが、ランキンが新しく蒸留所を建ててから、現在のようにローズバンクと名乗るようになった。 ローズバンクは伝統的な3回蒸留を行う蒸留所でした。ポットスチルは初留、後留、再留釜各1基ずつの合計3基。初留釜はずんぐりとしたストレートヘッド型だが、後留、再留釜はランタンヘッド型である。 創業年:1840年 仕込み水:キャロン谷の貯水池 ポットスチル:ストレートヘッド型、ランタンヘッド型 初留釜x1基 後留釜x1 再留釜x1基 ブレンド銘柄:キングジョージ4世、スウィング 3回蒸留を行う。 ローズバンクとは、「野バラの堤」