このカルバドスがオードビーと呼ばれ、カルバドスと記載出来ない理由は、AOCを管理するフランスの機関(INAO)によって当時認められていなかった蒸留器を用いて蒸留が行われたためだけで、正真正銘 ペイドージュ産の1948年ビンテージ品 カルバドスなのです。しかも特筆すべき点として、ボトリングされる直前まで樽に入っていたため68年熟成、またそれまでに90%以上が蒸発し、残されボトリングされたのはわずか数%だったそうです。これだけの蒸留酒が現存していたことだけでも奇跡的なことですが、ありえない驚きの価格となっております。