フェルネットとは、アルプス地方の「香草抽出液で造る薬の一般名称」だそうですが、このリキュールは、それを酒のかたちで飲みやすくした、いわゆる辛口の苦味酒になります。 製法としてはゲンチアナ、カモミール、リコリス、ジンジャー、サフラン、リュバブ、東洋系スパイスなど、30種類のハーブ・スパイスを、ワインとブランデーの混合液に浸漬後濾過して、1年間東欧産大型オーク樽で熟成の上製品化されています。 食後の消化を助ける食後酒として古くからイタリアではストレートで飲まれていましたが、最近では若い世代の間ではオンザロック、水割り、ソーダ割り、ジュース割りなど、様々な飲み方で親しまれています。