ハイチはラムの最後の未開拓の地とも言え、なんと500以上の小規模なクラフト蒸留所が稼働しており、「クレラン」を生産しています。クレランとの呼称を使用するためには、厳格な規則があります。原料はハイチ産のサトウキビのみを使用し、その収穫は全て手作業で、なんと収穫したサトウキビの蒸留所までの運搬は動物のみ!サトウキビジュースに存在するナチュラル酵母のみで発酵して瓶詰めはもちろんハイチ国内のみとなっています。全く新しいラムのカテゴリーとも言える「クレラン」、フォバート・カシミール氏が蒸留したホワイトラム、サトウキビも自家生産し、発酵時にレモングラス、シナモンとショウガを加えてからポットスティルで蒸留。リッチな香りにバランスの取れたボディでミネラル分が薬品のような味に変わっていく