山崎蒸溜所は、日本初の本格国産ウイスキーの蒸溜所です。サントリー創業者・鳥井信治郎は、良質の水が確保できるうえに湿潤な気候というウイスキーの熟成にかかせない条件を満たすこの地で、1923年にウイスキーづくりを開始しました。 本格国産ウイスキー第一号の「サントリーウイスキー白札」を1929年に発売、以来、繊細な日本人の味覚にあう日本のウイスキーをつくり続けています。1984年には、ウイスキーづくり60周年を記念し、シングルモルトウイスキー「山崎」を発売し、現在では「山崎10年」「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」と幅広いラインナップを取り揃え、多くのお客様にご支持いただいています。 山崎蒸溜所のウイスキーづくりの特長には、世界にも類をみないほど様々なタイプの原酒をつくり分ける技術が挙げられます。発酵槽・蒸溜器・貯蔵樽の使い分けをはじめとし、ウイスキーの製造工程のあらゆる段階で、多彩な原酒のつくり分けを行っており、これは当社ならではのこだわりです。2003年には、イギリスの酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」にて、「山崎12年」がジャパニーズウイスキーで初の金賞を受賞するなど、その品質の高さは、世界でも評価されています。