「ジムビーム」には、200年の時を超え受け継がれる秘伝のレシピと製法があります。「ジムビーム」は、厳選された良質なコーン、大麦、ライ麦によってつくられています。石灰岩層でろ過された上質な湧き水であるライムストーンウォーターは、バーボンづくりに最適な水です。製粉されたコーン、大麦、ライ麦は、ライムストーンウォーターと混ぜられ、大型の容器で加熱されます。ここで加熱されたでんぷんと穀類は糖分に変わり、トロトロの状態になります。これを“マッシュ”と呼びます。そこに1795年の創業以来、ビーム一族に代々受け継がれる酵母を加え、発酵によってマッシュの糖分をアルコールに変えていきます。この工程は香味を高めるための重要な製法です。できあがったものは「蒸溜のビール」と言われ、これを2度蒸溜させることで、不要な香りと発酵マッシュを分離します。1度目の蒸溜でアルコールから大半の不純物が取り除かれ、2度目の蒸溜で無色透明でクリーンな原酒ができあがり、熟成の準備が整います。バーボンの品質を大きく左右するのが樽です。厳選されたオーク材を用いた樽は、手作業によって丁寧に組み立てられ、数回に分けて徐々に樽の内側を深く焦がしていきます。拘りの樽で熟成されたバーボンの色合いや味わい、香りが基準を満たさなかった場合には、妥協を許さず完璧な品質となるまで熟成を続けます。 長年にわたって培われた熟成技術2009年に、世界的に権威のある酒類コンペティション「San Francisco World Spirits Competition」で「Double Gold Medal賞」を受賞。また、2008年には、酒類の格付情報を提供している「The Beverage Testing Institute」で米ウイスキー部門1位の座に輝きました。「ジムビーム」は専門家からも高い評価を得ています。