DOUGLAS LAING OLD PARTICULAR AUCHROISK [1998] 16yo REFILL H/H ダグラスレイン社における中心的な役割を果たすシリーズ。フレッド・レイン氏の長年の経験から辿りついた結論、若くて元気の良いウイスキーはその強すぎる要素を穏やかにするため「18年熟成以下の樽は48.4度」、長く熟成しているウイスキーはエンジェル・シェアがその役割を担っていることから「19年熟成以上の樽は51.5度」、に加水してボトリング。彼らの追い求める品質を最も上手に表現できる度数という意図のようです。なお、上記アルコール度数に満たない場合はカスクストレングスでボトリングされます。 こちらは日本市場割り当て少量の限定オファー品です。 オフィシャルボトルが姿を見せない中で、貴重なリリースとなるオスロスク。2000年代原酒が姿を見せ始め、今後の激減が予測される1990年代後半原酒。意外に存在の少ない中熟域の1998ヴィンテージは興味深い存在でもあります。 明確なフルーツやフローラル、甘くあたたかい香りに、バニラファッジや手作りのパンの香り。バニラの風味が強まり、シロップ漬けの桃、綿飴、ファッジを伴った、クリーミーなバターの風味へと展開。フィニッシュ:キャラメリゼしたオレンジ、麦芽、スパイスを感じる長いフィニッシュで、あとからクリーミーなはちみつの風味が現われる。