1896年にピートと良水が豊富にあるこの場所にオープンし、1998年にデュワーズ、UDを経て、バカルディに買収された。
2004年に初めてオフィシャル・ボトルが発売され、ブレンダー以外にもその評価の高さが知られ始めるようになって来ています。
ワインのような薄い色合いから創造できるかもしれませんが、熟した果物のような香りと味わいが、ドライな味わいと上手くマッチしています。
この蒸留所のもう一つの特徴としては、1952年に、モルトを蒸留した後に残る廃液処理のパイオニアであり、ダークグレインと呼ばれるペレット状の飼料を作り出すことに成功したそうです。
以降はオルトモア蒸留所の廃液処理設備をほとんどの蒸留所が併設、もしくは、グループ蒸留所で共有し、環境問題もクリアにしてしまった、まさにオルトモアの味わいのような逸話を持つ蒸留所です。