ゴードン&マクファイル(以下GM)社のグレンリベットといえば通称“ライオンラベル”ですが、かつては15年や21年などのボトルがバックバーや酒販店の棚に並び、多くの皆さまに愛されてきました。 数ある蒸留所の中でもグレンリベットは特にGM社が親密な関係を築き上げてきた蒸留所の一つですが、残念ながら原酒確保の観点からGM社への原酒の供給が途絶えてしまったようで、それに伴いGM社からグレンリベットのリリース自体もほぼなくなってしまいました。現在あるのは、かつてボトリングされた僅かな数量の古酒のみなのです。 今春よりパッケージのリニューアルを行い、GM社は過去にない大幅な変化を見せています。中でも新しいコニサーズチョイスはその品質の高さから、今最も注目度の高いシリーズと言っても過言ではありません。 しかし本日ご案内するのはシングルモルトの黄金期ともいえる1960年代に蒸留され、50年近い熟成を経てボトリングされたグレンリベットです