マルティニック島サン・ピエールに位置し、英国貴族の名前から取った蒸留所名から、 当初英国への輸出を想定していたことがわかります。 1902年のペレ山噴火の後、その蒸留所はサン・マリーに移され、火山灰による肥沃な 土壌で栽培された良質のさとうきびによって作られた豊富な種類のマルティニック・ラム を世に送り出しており、世界的な大会で金賞を多数受賞するなど質の高さでも評価の 高い蒸留所として知られています。 セント・ジェームスの特長と言えば、やはりウッディな樽香にロースト香、ほどよいタンニン厳選された小さなオークバレルにて最低15年間熟成させました。