グレンゴイン蒸留所は、ちょうどハイランドとローランドの境界線上にある蒸留所ですが、仕込み水をハイランド側から取っているとのことで、昔からハイランド・モルトとされていた蒸留所です。 通常モルト・スコッチの特徴として、麦芽を乾燥させるのにピートを使用するのですが、この蒸留所は全く使わないそうです。その独特な製法から、モルト(麦芽)の風味が、そのまま反映されるデリケートな味わいが伝わってきます。 大麦は主にイングランド産のゴールデンプロミス種を使用し、熟成には1/3をシェリー樽、残りをリフィル樽で行っている 仕込み水の小川が流れ出る丘の名前がダムゴイン(Dumgyne)なので、かつてはダムゴイン蒸留所と言っていた。ダムゴインとはゲール語で「鍛冶屋の丘」を意味する。ちなみにグレンゴインは「鍛冶屋の谷」のことである。 創業年:1833年 仕込み水:ダムゴイン丘から流れる小川 ポットスチル:ボール型 初留釜x1基 再留釜x2基 ゲール語:鍛冶屋の丘 ブレンド銘柄:フェイマスグラウス、カティサーク、ラングス