JMラムを生産するフォン・プレヴィル蒸留所(エリティエ・クラスーズ・ド・メデュイール社が経営。2003年バーディネ社の傘下に入る。)は1790年、良質のラムを産することで有名なフランス海外県マルティニーク島に設立。製造方法は、マルティニークで唯一、銅製単式蒸留器を用い、冷却用に川の水を蒸留所に引くなど昔ながらの製法にこだわっています。2001年5月号のフランスの「レ・ヴュード・ヴァン誌」では全てのカテゴリーにおいて1位に輝くほどの素晴らしい蒸留所。最低でも9〜10年ほどの熟成に、加水されずにボトリングされるその味わいは、シナモンやナツメグなどのミックススパイスにほんのりミントです。