キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、その後ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。 2012年、スプリングバンク蒸留所の創業一族であるGordon Wright(ゴードン・ライト)氏がキングスバリー社代表として就任し、ボトリングを監修することになりました。キングスバリー社の初期のボトルには、「Eaglesome(イーグルサム)」という表記が見受けられますが、これは当時同蒸留所を所有していたケイデンヘッド社の子会社の名前であり、ライト氏の監修のもと、ボトリングが決定されていたことを示しています。ライト氏による樽の選定、それが今日のキングスバリー社の原点であり、これからの未来でもあるのです。 新しいキングスバリー商品は、創設当初のように、「カスクストレングス」と「リミティッドエディション(加水タイプ)」の2タイプをリリース。コンセプトは、「ビンテージ」。 「リミテッド・エディションズ」シリーズ、通称「シルバーラベル」は、加水することにより、様々な要素が花開き、その個性が活き、バランスに優れた加水の妙が見られる作品です。