パーカーポイント92+ 1995年のカロン=セギュールは、このヴィンテージの偉大な掘り出し物の1つだ。瓶詰め以降完全に閉じてしまったが、センセーショナルな作品で、光を通さないほど濃い紫色をしており、締めつけられているような香りだったのが、なだめてやると、いくらか雑草のようなカシスとからみ合ったトリュフ、チョコレート、牛肉から滴る血を思わせるアロマが感じられるようになる。味わってみると、シュルマテュリテの要素があり(1995年のカロン=セギュールは極めて遅摘みだったのだ)、濃厚さと純粋さは夢のようで、大量のタンニンも感じられる。深みがあり、気が滅入るほど内向的で、古典的。セラーで寝かせる必要があるはずだ。飲み頃2007-2035年。
1500ml マグナムボトル
3000ml ダブルマグナムボトル