パーカーポイント92-94点
グレードヴィンテージの2009年や2010年と異なり、 難しい年だからこそ、造り手の判断がワインの品質に大きく影響した年で造られたワインは総じて「シャトーらしさ」が顕著に表れた仕上がりです。 2011年のカロン・セギュールは、色合いはまだまだ深い紫色。驚くほど甘いタンニンに加え、ブラックチェリーやカシス、バラの香りに土っぽいニュアンスがあり、妥協がなくすばらしいタンニンを持ったフルボディの仕上がりです。 25年以上の熟成に耐えうる、将来が楽しみなワインです。
また、この2011年は、カロン・セギュールにとって、収穫の初日にオーナーであるマダム・ガスクトンが亡くなるという大きな出来事を経験した年でもありました。 必ずしも完全に天候に恵まれたと言えなかった中で、最大の努力を行い、高いクオリティを保ったことは、亡きマダム・ガスクトンに対する大きな敬意となったと言えるでしょう。
1500ml マグナムボトル
3000ml ダブルマグナムボトル