パーカーポイント92 瓶詰め前、1996年のカロン・セギュールは壮観な1995年にも見合うワインになると思ったものだが、この2つのヴィンテージを2度、ブラインドで並べて 試飲した結果、私は1995年の方がシュルマテュリテ(ブドウが過熟すること)の要素があり、より近づきやすく、よりリッチな中間部をしているため、上だ と確信した。もっとも、樽から試飲した時に予言したほど深遠なワインではないかもしれないというだけで、格別のワインである。 暗いルビー色をしており、複雑なノーズは乾燥ハーブ、アジアのスパイス、ブラックチェリージャムに混ざり合ったカシスを思わせる。傑出した純粋さがあり、 フィニッシュには相当なタンニンも感じられる。古典的な、ミディアムボディからフルボディの、伝統的な造りのワインで、空気に触れさせてやると劇的によくなることから、非常に長命なものとなるはずである。 予想される飲み頃:2009〜2028年 92点 最終試飲年月:2002年12月 ロバート・パーカーJr.著ボルドー第4版より抜粋
1500ml マグナムボトル
3000ml ダブルマグナムボトル