[ダグラスレイン]オールド・パティキュラーでは 18年熟成以下の樽は48.4度 19年熟成以上の樽は51.5度 に加水して瓶詰めされます。これはフレッド・レイン氏の長年の経験から辿りついた度数であり、若くて元気の良いウイスキーはその強すぎる要素を穏やかにするため48.4度に、長く熟成しているウイスキーはエンジェル・シェア(天使の取り分、熟成中に蒸発するウイスキー)がその役割を担っていることから、彼らの追い求める品質を最も上手に表現できる度数である51.5度に、という意図のようです。タール、海草、湿った大地を思わせる香りとキャラメルの甘さを感じる。シロップや黒糖、塩の風味にピートを焚いた大麦の風味へと味わいが展開していく。焚き火の煙、トースト、砕いたペッパーの風味がフィニッシュへ長く続いていく。【Old Particular DOUGLAS LAING’S CAOL ILA】