モルト新興国ベルギーの人気ボトラー「アスタモリス」 代表のバート・ブラネル氏が選ぶウイスキーは、繊細かつデリケートな味わい。 浮世絵ラベルが映える、アスタモリスの東海道五十三次シリーズ。47番目の宿場町、現在の三重県亀山市にあたる 関宿 です。早朝の暗いうちから出立の準備を始める、大名行列の模様が描かれています。気になる中身は、グレンバーギー。スペイサイド地方の最西端に位置しており、豊かな香りと芳醇な甘さで知られています。今回のグレンバーギーは、90年代蒸留の長熟もの。PXシェリー樽で熟成された、至福の1本です。香り:赤みの濃いフルーツ、甘いシェリーのような香り。なめらかなナッティーさ。熟しきったバナナのような香りをかすかに感じ、空気によく触れさせると、よりいっそう華やかに香る。味わい:スパイシーでクリーミー。はっきりとしたナッティーさ。赤い果実のような味わいが漂い、なめらかで甘いペドロヒメネスの味わいと絡み合う。非常に複雑さのある味わい。余韻:クリーミーさが続く長い余韻。たっぷりとしたフルーティーさ、最後にさらにトロピカルな味わいが残る。