GLENMORANGIE SIGNET「グレンモーレンジ シグネット」は2種類の大麦麦芽から作られたウィスキーを組み合わせて造られました。 その一つがチョコレートモルトで、これはクラフトビール・発泡酒・第3のビールの製造ではよく使われているものですが、ウイスキーではこの「シグネット」に初めて使われたそうです。 チョコレートモルトは高温で焙煎するため、焦げた濃い色がつき、チョコレートのような香りがでる分苦みやえぐみが強くでます。 このモルトを使ってウイスキーを造ることは相当むずかしく長年の研究を重ねようやく出来上がったのが「グレンモーレンジ シグネット」なのです。 もちろん、このモルトの使用以外にも、稀少な35-40年のハイランドモルトの混ぜていることやアメリカンヴァージンオークでの熟成など、ユニークな製法でつくられました。 グレンモーレンジの最高蒸留製造責任者ビル・ラムズデン博士は、それを「実験と革新の生涯」の集大成として説明しました。