スプリングバンク10年は、自社でフロアモルティングしたライトピート(フェノール値 12ppm)の麦芽を使用し、2回半蒸留で造られるキャンベルタウンモルトを代表するシングルモルトです。 バーボン樽で熟成したモルトの比率が高く、瓶詰めの際は冷却濾過を施さず度数を46度とし、 グラスに注ぐと甘い香りが広がります。非常に華やかな印象のウイスキーです。甘い洋ナシ、バニラ、バタースコッチ、ジャムと潮風を感じさせるピリッとした塩気が絶妙なハーモニーを奏でます。 ウイスキー愛好家の間では『モルトの香水』と称されるほど香り高く、港町に位置する蒸留所という独特の熟成環境から『塩辛い(Briny)』味わいを帯びるなど、最も個性的な香味のシングルモルトの一つとして知られています。