1880年設立、1883年に蒸溜を開始。ポートエレン港と並ぶ北の玄関口ポートアスケイグ港からさらに北へ4キロほど行った所に蒸溜所がある。 大抵、アイラモルトはピートをくぐった赤茶色の水を仕込みに使うが、それがピートで炊かれた麦芽と相まって独特のヨード臭とスモーキーさをもたらす。一方、ブナハーブンについては、マーガデイル川の水を仕込水として利用しているが、上流部から直接パイプで引いているためピート色はそれほど濃くないと言われる。このクリーンな水とピート処理をほとんど施していない麦芽により、アイラモルト特有のヨード臭や燻製のような香りはほとんど感じられないフレッシュなモルトを生み出している。 ブナハーブンとは、ゲール語で「河口」の意。 創業年:1883年 仕込み水:マーガデイル川 ポットスチル:タマネギ型 初留釜x2基 再留釜x2基 ゲール語:河口 ブレンド銘柄:フェイマスグラウス、カティサーク、ブラックボトル